「96969130207」という見慣れない番号からの電話、あなたのスマホにも届いていませんか。
実はこの番号、クレジットカード会社「JCB」を装った詐欺電話である可能性が非常に高いのです。
自動音声で「カードの確認です」「番号を入力してください」と促され、うっかり対応してしまうと、個人情報が不正に利用される危険があります。
しかも、名前や生年月日を伝えただけでも、詐欺グループの「カモリスト」に登録され、二次被害を受けるリスクも。
この記事では、実際の手口や被害事例、そして今すぐできる緊急対処法をわかりやすく解説します。
「出ない」「切る」「相談する」──この3つを守るだけで、あなたと家族の安全をしっかり守ることができます。
96969130207からの電話は詐欺?実際の手口と特徴を解説
最近「96969130207」という見慣れない番号から電話がかかってきた人が増えています。
実はこの番号、クレジットカード会社「JCB」を装った詐欺電話である可能性が非常に高いんです。
ここでは、その手口の特徴と、なぜ詐欺と判断できるのかを詳しく見ていきましょう。
JCBを名乗る自動音声の正体とは
JCB公式サイトでは、「自動音声で個人情報を求めることは一切ない」と明記されています。
つまり、JCBがあなたの同意なしに電話をかけてきて、カード番号や生年月日を聞くことはあり得ません。
このような自動音声の多くは、個人情報を盗み取る目的で作られた偽システムです。
たとえば「カードの不正利用が確認されました。番号を入力してください」といった誘導があれば、詐欺と断定してよいでしょう。
一度でも番号を入力すると、情報が不正に収集される危険性があります。
| 公式連絡 | 詐欺電話 |
|---|---|
| 郵送またはアプリで通知 | 突然の自動音声通話 |
| 具体的な案件番号を提示 | あいまいな警告メッセージ |
| 本人確認は書面やアプリ内で実施 | 電話上で個人情報を要求 |
「JCBを名乗る電話」は、公式からではないと心得ましょう。
「+969」国際電話番号が危険な理由
「+969」から始まる番号は、国際電話を装って発信元を偽装している可能性があります。
VoIP(インターネット電話)を悪用し、実際の所在地を隠す手口が増えているのです。
そのため、かけ直しても「現在使われておりません」と案内されるケースがほとんどです。
総務省の調査によると、国際番号を悪用した詐欺電話は前年比で約30%増加しています。
つまり、国際番号を表示する電話は、疑ってかかるのが安全です。
| 番号の特徴 | リスク内容 |
|---|---|
| +969〜 | 国際番号を装った詐欺の可能性 |
| 非通知・Unknown | 発信元を隠す手口 |
| 数字が異常に長い | VoIPや転送サービスを経由 |
実際の被害報告と詐欺グループの狙い
警視庁の2024年統計によると、電話詐欺の被害総額は年間400億円を超えています。
中でも自動音声を使うタイプが急増しており、全体の約6割を占めるとされています。
詐欺グループの狙いは、個人情報の収集とカード情報の搾取です。
「本人確認のため」と言って生年月日や名前を聞き出し、その後の詐欺リストに登録するケースも確認されています。
知らない番号からの電話には、出ないこと自体が最大の防御です。
名前や生年月日を教えてしまったらどうなる?
「カード番号は教えていないし大丈夫」と思う人もいるかもしれません。
しかし、名前と生年月日だけでも、詐欺グループにとっては十分に価値のある情報です。
ここでは、その理由と、今後注意すべきリスクを整理します。
個人情報だけでも悪用される可能性
生年月日は、本人確認に利用される重要な情報です。
銀行口座の開設や、通販サイトの本人確認など、多くのサービスで使われています。
一度流出すると変更ができず、半永久的に悪用されるおそれがあります。
詐欺グループは、こうした情報を使って新たな詐欺やなりすましを仕掛けます。
| 流出情報 | 悪用例 |
|---|---|
| 名前+生年月日 | カモリストへの登録 |
| 住所+電話番号 | 偽の契約申請や勧誘電話 |
| メールアドレス | フィッシング詐欺や迷惑メール |
「カモリスト」に登録される仕組み
裏社会では、情報の一部でも漏れた人をリスト化する「カモリスト」が存在します。
このリストは、1人あたり数百円〜数千円で取引されるといわれています。
その結果、次々と別の詐欺電話やSMSが届くようになるのです。
一度登録されると、長期間ターゲットにされる可能性があります。
二次被害(アポ電・フィッシング)への注意
名前や生年月日を渡した後、数週間〜数ヶ月後に「警察を名乗る電話」がかかることもあります。
これは、過去の詐欺情報を装って再度信頼を得ようとする手口です。
また、SMSで「不正利用の確認」などと偽るフィッシング詐欺も多発しています。
もし少しでも不安を感じたら、警察相談窓口「#9110」やカード会社へすぐに連絡してください。
「生年月日だけだから大丈夫」は、危険な思い込みです。
どんな小さな情報でも守る意識が、詐欺対策の第一歩です。
今すぐできる!詐欺被害を防ぐ緊急対処法
知らない番号から電話がかかってきたとき、どのように行動するかで被害の有無が大きく変わります。
この章では、今すぐ実践できる安全対策と、万が一情報を伝えてしまった場合の対応方法を整理します。
電話に出てしまったときの行動手順
まずは慌てずに落ち着くことが大切です。
自動音声や「不正利用」「確認が必要」といったメッセージが流れたら、すぐに電話を切りましょう。
その後、発信元をネット検索で確認し、同様の報告がないかを調べると安心です。
発信者が「JCB」や「金融機関」と名乗っても、そのまま信用してはいけません。
| 状況 | 取るべき行動 |
|---|---|
| 自動音声で個人情報を要求 | すぐに電話を切る |
| 誤って名前・生年月日を伝えた | カード会社や警察に相談 |
| 不安を感じる | ネットで番号検索・着信拒否登録 |
「すぐ切る」「記録する」「相談する」の3ステップを意識しておきましょう。
カード情報を伝えた場合の緊急連絡先
もしカード番号まで伝えてしまった場合は、一刻も早くカード会社に連絡する必要があります。
JCBの場合は、24時間対応の緊急連絡先「0120-794-082」に電話しましょう。
通話料は無料で、カードの停止や再発行の手続きが即時に行われます。
深夜や休日でも対応可能なので、ためらわずに行動してください。
| カード会社 | 緊急連絡先 | 対応時間 |
|---|---|---|
| JCB | 0120-794-082 | 24時間 |
| 三井住友カード | 0120-919-456 | 24時間 |
| 楽天カード | 092-474-9255 | 24時間 |
被害拡大を防ぐ最も確実な手段は「すぐに連絡すること」です。
スマホでできる着信拒否・ブロック設定方法
スマートフォンには、不審な番号をブロックする便利な機能が標準搭載されています。
iPhoneでは「設定」→「電話」→「不明な発信者を消音」をオンにしましょう。
Android端末では、通話アプリを開き、着信履歴の番号を長押しして「ブロック」または「スパムとして報告」を選択します。
また、携帯キャリア各社が提供する「国際電話の一括着信拒否設定」も有効です。
| キャリア | 設定方法 |
|---|---|
| ドコモ | My docomo → 迷惑電話対策 → 国際電話拒否 |
| au | 迷惑電話撃退サービスをONに設定 |
| ソフトバンク | ブロック機能設定 → +から始まる番号を拒否 |
不審な番号を見つけたら、個人で完結せず必ずブロック設定をしておきましょう。
被害を防ぐために家族で共有したいこと
詐欺の多くは、家族や高齢者を狙った電話から始まります。
特に固定電話を使う世帯では、被害が集中している傾向があります。
この章では、家族全員で守るためのポイントを紹介します。
高齢者世帯が狙われやすい理由
総務省の統計では、電話詐欺の被害者の約6割が60歳以上の高齢者です。
理由の一つは「知らない番号でも出てしまう」習慣があるからです。
また、留守番電話機能を使っていない家庭も多く、直接話してしまうリスクが高まります。
| 特徴 | 詐欺に繋がるリスク |
|---|---|
| 固定電話中心の生活 | 不審な着信に出やすい |
| 名乗りに弱い心理 | 「警察」「銀行」などの言葉に反応 |
| 家族との情報共有不足 | 詐欺と気づかず対応してしまう |
家庭でできる防犯ルールの決め方
家庭内で「お金の話や個人情報を聞かれたら必ず一度切る」というルールを明確に決めておきましょう。
また、詐欺電話があった場合は、誰が対応したのか・どんな内容だったかをメモして共有するのが効果的です。
「家族全員で情報を共有すること」が最強の防御策になります。
相談窓口「#9110」の活用方法
少しでも不安を感じたら、警察相談専用ダイヤル「#9110」に電話をしましょう。
平日の日中であれば、各都道府県警察の相談員が対応してくれます。
夜間や休日は、音声ガイダンスで近隣の窓口を案内してくれる仕組みです。
| 相談窓口 | 内容 | 対応時間 |
|---|---|---|
| #9110 | 電話詐欺や不審電話に関する相談 | 平日 8:30〜17:15 |
| 警察署窓口 | 被害届や実被害対応 | 24時間受付 |
「#9110」は緊急時だけでなく、迷ったときの相談にも使えます。
「自分だけは大丈夫」と思わず、早めの相談を心がけましょう。
まとめ|知らない番号からの電話には出ない勇気を持とう
ここまで、「96969130207」からの電話が詐欺である可能性や、個人情報を教えてしまった場合のリスク、そして今すぐできる対処法を解説してきました。
最後に、この記事の要点を整理しながら、今後の安全対策を確認しておきましょう。
この記事の要点まとめ
まず覚えておくべき最重要ポイントは、「JCBを名乗る自動音声電話はすべて詐欺」と考えることです。
JCBなどの金融機関が自動音声で個人情報を聞くことは絶対にありません。
また、「+969」から始まる国際番号は、発信元を偽装した不正な通話である可能性が高いと認識しましょう。
| ポイント | 対策 |
|---|---|
| JCBを名乗る自動音声 | 個人情報は絶対に答えない |
| 不審な国際番号(+969など) | 着信拒否設定を活用 |
| 名前や生年月日を伝えてしまった | カード会社・警察に相談 |
| カード番号を伝えてしまった | JCB緊急連絡先(0120-794-082)へ即連絡 |
「怪しいと思ったら出ない」「出てしまったらすぐ切る」この2つを徹底するだけで、詐欺被害の多くは防げます。
これからの安全対策チェックリスト
最後に、日常生活で実践できる安全対策をチェックリストとしてまとめました。
ご自身やご家族のスマートフォン・固定電話にぜひ取り入れてください。
| チェック項目 | 実施状況 |
|---|---|
| 知らない番号には出ないようにしている | □ 済 □ 未 |
| 不審な電話は家族にすぐ共有している | □ 済 □ 未 |
| カード会社の緊急連絡先をメモしている | □ 済 □ 未 |
| スマホで着信拒否設定を済ませている | □ 済 □ 未 |
| 警察相談窓口「#9110」を知っている | □ 済 □ 未 |
「自分は大丈夫」と思っている人ほど、詐欺被害に遭いやすい傾向があります。
だからこそ、日常の小さな意識が未来のトラブルを防ぐ最大の防御になるのです。
知らない番号からの電話に出ない勇気と、冷静に判断する知識を持つこと。
それが、あなたと家族の安全を守る最も確実な方法です。

